2010/03/11 (Thu) 16:51:23 上値が重い？ドル円

昨日、書きそびれたけど、昨日の日経新聞のＴＯＰに「有力外資　相次ぎ日本撤退」の記事。
主な外資ってって事で何社か連なってるけど、要は早い話、日本はもう世界の企業からしてももう魅力的なマーケットじゃないって烙印を押されてるって事ですな。


そりゃまあ、少子高齢化して世の中が成熟してモノ売れない国でいつまでも商売してるよりもお客さんがいっぱいいてる、あるいはこれからドンドン需要が伸びていく国に行くのは当然ですわな。

エサが取りにくくなったら移動する。
動物なら当然だもんね。
水を求めて移動するアフリカ象の群れ、なんてのをテレビで見た事あるけど、そういうイメージなんでしょうな。

そうなると日本人は面倒だよね。
２０００年以上島国で暮らしてきて、日本語しか使えなくて、事実上日本人以外の人間とは付き合って来なくて、これからはそれではダメだとは思いながらもいざとなると何も出来なくて・・・・

今、４０代半ばのオレを含めて上の世代の方々はそんな感じでしょう。

アフリカ象のごとく快適な土地を求めて移動するのは出来ないんだろうねぇ。
同年代や上の方々と話してるとつくづくそんな感じだもんね。
ＤＮＡに農耕民族ではありませんと書いてあるオレですら、いざとなったら大胆な生活環境の変化を受け入れれるかと言われると即答は出来ないもんな。
でもまあ、シンガポールのあの街の活気や匂いは大好きだったりもするし、すぐ誰とでも友達にはなれる自信はあるからまだマシかｗｗ


まあでも日本の会社でさえ海外に工場や拠点を作ってるくらいだしね。
企業に内部留保金の税金を新設するとかのバカな話してる党が政権持ってる間は、そうやって雇用がドンドン外へ逃げて行って、失業者の増加に歯止めがかからないからねぇ。

困ったもんだ・・・・




困ったもんだと言えば昨日のオレ。


１年に１回や２回はやらかす頭から湯気が出る状態。

昨日の日記を書いて出かけたあたりは仕掛けておいたユロドルのショートはギリギリで指値がヒットして薄利だけど利確してたし、ポンジーは帰宅後に大幅に利食い。
とまあ、ここまでは良かったんだけど、不用意に持ったポン円のショートを踏まれてかなりの損切りをしてからリズムが狂いましたな。

ドル円のロングでドカンと取り返したけど、一日の収支は大幅にマイナス。

寝る前に持ったポンジーのショートも踏まれた状態で現在に至ります。
まあ、このポンジーがはずせるまでは頭を冷やす意味も含めてちょいと休憩気味でもいいかなと思っておりやす。
オーバーナイトしたらスワップもちょっぴりくれるしねｗｗ





でまあ、相場の動きですが。


なんか噂によると、ドル円は９１円と９２円に大口のオプションがあるとかないとか。

もしこれが本当ならドル円の上値は重いって事になりますな。

まあ確かに日足のチャートなんざをボンヤリと眺めてると、９０円８０銭や９１円１０銭あたりが壁のような気はしますもんね。
事実、昨日の高値は９０円８０銭だったし、そこからは反転して押されてる状況だもんね。

今日は、２２：３０から貿易収支と週間の失業保険申請件数。
まあその前にＳＮＢの声明が発表されるんで、何かサプライズな事をほざいたりせんかって問題はあるけど。
まあこういうファンダな材料で、さっきの抵抗線を破ってくれたら上値も軽くなるかなってところだけだけど、材料視されないようだと予定通り頭は重いって話になるやもしれません。



ユーロはユロドルの１時間足なんぞを見てると、キレイにＷの形になっててネックラインも上抜けてはいるんだけど、１．３６２０前後のこのラインに何かがあるのかはしらんけど、昨日からどうもそこがお気に入りの場所っぽい感じで、どうもそこへ収束してくる。

このラインは４時間足を見てても割とちょうどレンジの真ん中。

ここをメドに１．３７へ向かって上がっていくのか、割れて行くのか。

弱い者いじめが大好きな通貨市場が、次はポンドの番ね。ハイ、ユーロ君今までお疲れさんと解放してくれるのか、それともポンドとセットでまだ売られるのか。
そろそろ結論が出るタイミングが近づいてきたようにも思うんだけどねぇ・・・・



で、そのポンドだけど、どうも１．５が上限と言うか、１．５０５０あたりがせいぜいと言うか、そういう匂いが漂ってきましたなぁ。

オレ的には、勝負は来週で、１．４９を割ったあたりから加速。
割れ方にもよるけど、今度ジリジリって感じで１．４８を割るとそこからは別世界な感じがするんですけどねぇ・・・
どんなもんじゃろ？





さてではそんなこんなで本日はあちきは読書などしながらゆるりと過ごす予定でおます。
ではまた～