根性無しでも稼げるんだって事を証明したくて日々是精進。
尚、当ブログの内容に沿って売買等をされて発生したいかなる不利益・トラブルには一切の責任は負えません。
投資判断は自己責任でお願いします。
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昨日は、それほどの動きもなく横ばいでしたな。
んでまあ、それはええねんけど、一昨日のスイス中銀の為替介入についての解説があっちこっちから出たのと、オレ自身の考えなんかも固まったので、今日はその話題のみで。
スイスフランが暴落した直後は、自分の持ってるドル円が大幅に踏み上げられてる最中でもあったんで、スイス中銀の為替介入がどうしたこうしたなんて考える余裕もなく、ただただ自分のポジションに対してマイナスな事しやがって的な感情論でいっぱいだったわけですが、まあこの事をそういう感情論で受け止めてもしゃあないんでねぇ。
まあ、出来るだけ冷静に分析したいもんだなと。
で、この件に関して色んな方がご意見を述べられてるのでまずはそれを見てくださいませ。
まずは、AIAの堀内氏
(引用)
スイスは凋落したと判断。かつては通貨の価値の維持に非常なる気配りをした国が、通貨安を目指すとは驚きである。かつてのイメージを払拭しなければならなくなったようだ。守秘義務にも綻びが見えて、もはや単なる薬と時計という小国になるだろう。こんな国でも投資家の信頼はスイス中銀にあったわけで、そのスイス中銀が日銀とたいして変わらないとなると、誰がこの国にお金を預けるのか。スイス中銀の通貨の番人の地位は剥奪された。金融立国の看板をおろしたのだと思う。
UBSの凋落がそのままスイスの凋落に結びつくことになった。もはや、スイスフランという通貨の格は、ニュージーランド辺りとたいして変わらないだろう。ドルが落ちるなら、その時はスイスフランも強くなるだろうが、もはやかつての幻想を抱かない方が良いだろう。私が勤務していた頃のスイスとはもはや同じ国とは思えない。それにしても保護主義なんだかよくわからないが、ますます世界中の国が通貨安を目指す姿が際立ってきた。そう、皆、日本の真似を始めたのである。(3月12日)
(引用終わり)
次は敬愛してる、やまは教授のブログから一部抜粋でいただく(題名はミサイル2発)
(引用)
まず1発目はスイス。この危機の中、先進国で初めての為替介入を行って、ユーロスイス買いによって自国通貨の下落を誘導した。通貨の番人と言われたスイス中央銀行の権威は地に落ちたと言っていいだろう。G20の開催直前の最悪のタイミングでコレを行ったというのは、もうどうしようもない状態であることを意味する。今後も、スイスに習えで、ポンド安誘導など、自国通貨の引き下げ合戦になることは間違いない。世界は予想通りの最悪の方向で進行している。ただ、円も円安方向を予測されることから、ドル円の基本は上昇となるだろう。今は需給によりドル円は下げているが、近いうちに切り返すと予測している。
#追記 スイス当局の発表によるとスイスフラン売りは、為替レートへの介入もさることながら、フランを市中に流すことで金融緩和をさらに確実にする(フランじゃぶじゃぶ)ことを目的としているそうである。目的はどうであれ、過激な政策であることには変わりない。
(引用終わり)
最後は、これも敬愛して止まない千葉ハムの兄弟
(引用)
とりあえず、しばらくは円買いだ円売りだという観点では見ない方が賢明でしょう。おじさんはしばらく見物します。ただし、手仕舞いはユロドルショートのみ。ポン円なんて必ず儲かるから放置で行きます。
個人的にはこの勝負、欧州が負けると予想します。既に一国墜ちたし。勝手に介入できて良いですよね。英国と瑞西はやりたい放題w
(引用終わり)
堀内さんのブログの記事に関しては、やまは教授がとっくにmixiに貼られてましたので、なんかそれを丸ごと貼ったような感じですがww
まあそこはご勘弁いただくとして。
オレが仁義なき戦いだって思ったのは、スイスがいくら自国の通貨高が我慢ならん水準まで来てたとはいえ、G20直前のこんな時期に何で為替介入を、しかもあからさまにやったのんだろうかって点。
これじゃあ、議長国のイギリスのメンツも何もあったもんじゃない。
何で1週間待てなかったのか。
G20なんてどうせ何も決まらないんだし、それを過ぎてからやれば良かったんじゃないのか。
それともその後じゃ何か困る事でもあったのか。
困る困らないじゃなく、もうそこまでもが待てない逼迫した事情があったのか。
そもそも自国の通貨が安くなれば、乱暴に考えれば少なくとも外国製品に関税なんざかけなくてもよくなるわけで、輸出はOK、輸入も自国製品は守れてこれまたOK。
生活必需品なんかの一次産品や石油なんかの資源を日本みたいに輸入に頼ってる国は庶民の財布に直撃だけど、色々計算しても保護主義的な事は可能にはなるからねぇ。
差し引きは、おトクとの判断なんでしょうな。
でもねぇ・・・自国通貨を安くするのは先々を考えると毒薬としか思えないんだよね。
ただ、それをわかった上で、副作用がメチャクチャに強い、飲み続けると毒薬になる薬を飲まざるを得なかった。
要はスイスがもうそこまで追い込まれてた。そういう事なんでしょう。
まあ噂では、UBSの損失はスイスのGDPの4倍だか5倍だかあるなんて言われてるしねぇ。
UBS1行でそれだから他も足したらそれこそ天文学的な数字になるだろうしな。
でも、世界恐慌が起こった後に、各国が我も我もと保護主義に走ったおかげで世界大戦に突入していった事を考えると、スイスのやった今回の為替介入は仁義もクソもない身勝手な行動と言われても仕方ないわな。
ただ、こうなるのに伏線は少しあったのかな?と今から考えると思ったりもしますな。
アメリカ当局から、アメリカ人の富裕層の隠し財産があるはずだからそれを開示せよとの要求に応えたのは数ヶ月前。
こんな事やったらどうなるかなんてわかってるのにもかかわらずやったわけで。
はい、金持ちが怖がって香港やシンガポールの他のオフショアに資金移動するって事ね。
まあ、起こった事をゴチャゴチャ言ってても仕方がない。
これからどないやねんって事が大事ですもんね。
まあ、これで自国通貨を安くしたい、安くしないと死んじゃうのって国は堂々とやるでしょうな。
どこかかって?
日本じゃないと思いますよ。
ええ・・・・大英帝国じゃないかしらんw
千葉ハムさんも書いてますわな、「ポン円なんざ必ず儲かるから放置」とww
そりゃね、日々の上げ下げはどうなるかわからんよ。
でもね、1週間とか1ヶ月とか数ヶ月の長い目で見たらこ、こういう動きが続くなら結果は決まってますわな。
いちいちどこのブログかあえて書かないけど、ポン円が150円までもし上がったら10万ポンド売ってれば最終的には500万儲かるんじゃないの?とか、ユーロ/スイスが1.5割ってきたらユーロ買いのスイス売りが面白いかも、とか色んなやり方が思い浮かびますわな。
まあ、これからもこんな風に突如としてどこかの国が為替介入してきたり、為替相場を動かしたいがために要人の恣意的な発言があったりするだろうけど、肝心なのはそれにうまく乗って稼ぐ事。
当り前かもしれんけど、実はオレらにはそれが一番重要なんだなと。
まあ今回のスイス中銀の件はそんな風に受け止めて、また来週から頑張っていきたいもんですな。
あ~そうそう
過去に、自国の通貨が高くなって滅んだ国は有史以来ないはず。
その逆はいくらでもあるけどね。
引用させていただいた方々、参考にさせていただいた方々。
ありがとうございます。
これからもまた色々ご迷惑おかけするかもしれませんがよろしくお願いします。
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